台所蛇口の分岐金具からの水漏れ

お客様より、台所蛇口本体の付け根部分から水漏れをしてしまっているとのご連絡を頂き、訪問させていただきました。

現地で詳しい状況をお伺いしたところ、浄水器を蛇口に設置して1年ほど経過したころから、蛇口の付け根部分に水がたまることがあったとのことです。

手を洗った際に水が飛んだだけと思い、放置されていたとのことでしたが、最近になって蛇口を使用していなくても水がたまるようになり、おかしいと思ってご連絡をくださったとのことです。

点検を行った結果、元々蛇口本体についていた食洗器を接続するための分岐金具が経年劣化起こし、そこから水漏れが起こっていることが分かりました。

今回の水漏れの原因としましては、通常の蛇口に無理やり分岐金具を設置したことにより、蛇口本体の老朽化が進んでしまったためであると考えました。

そのことをお客様にもご説明し、本来であれば浄水器も取り外した方がよいこと、使用年数もかなり経っているので、蛇口本体の交換も行った方がいいことをお話させていただき、浄水器は最近使用されていなかったことと、本体交換も検討していたとの事で、新しい蛇口への交換をお願いしたいとの返答をいただきました。

書面でお見積りを作成し、ご了承いただけたところで作業開始です。

はじめに、台所の止水栓を閉めて、止水を行い給水ホースを取り外して行きます。

給水ホースの取り外しができたら、逆止弁とよばれる止水栓に取り付けてある部品も外していきます。シンクの下での作業が終了したら、部品自体に劣化故障がないかの確認を行います。

蛇口本体の撤去を行い、本体を固定していた金具の取り外しをして、シンクを丁寧に拭き上げます。

清掃が終わったら、取り外したのとは逆の手順で新しい蛇口の取付を行います。

すべての作業が終われば、通水を行い、継ぎ目からの水漏れがないかを念入りに点検します。

問題がなければ、これにてすべての作業は終了です。