「先日、水道料金の通知書と合わせて漏水の通知書が届いた…」
「漏水の通知が届いたら、どうすればいいの?」
上記のような疑問を抱えている方は少なくありません。いきなり漏水の通知が届いて、慌ててしまうケースも多いでしょう。
そこで本記事では、漏水の通知が来たときに行うべきことを詳しく解説していきます。漏水の通知を受け取った方は、ぜひ最後までご覧になってください。
目次
自宅の水道で漏水が生じている場合、水道の検針業者から「漏水しているかもしれません」といった通知書が送られてきます。
水道の検針業者は毎回の検針内容から、月間の平均的な使用水量を把握しています。
使用水量の急増を確認した際に、検針業者は漏水の可能性を疑って、家主に通知してくれるのです。
漏水の通知を無視して放置してしまうと、水道料金が跳ね上がってしまいます。
漏水の程度にもよりますが、中には水道料金が2~3倍以上になってしまうケースも少なくありません。
漏水によって水道料金が上がった場合、自己負担で料金を支払う必要があります。
漏水の原因によっては、自治体が水道料金の減額に応じてくれるケースもあります。
たとえば、京都市の場合、京都市の指定給水工事事業者に漏水修理を依頼することで地下漏水修繕証明書を発行してもらえます。
この証明書を水道局に提出することで、漏水分の水道料金を一部減額してもらえるのです。
漏水分の水道料金減額に応じてくれるかは、お住まいの自治体によって異なります。
漏水で水道料金が高額になった場合は、自治体の水道局に一度相談してみてください。
マンションにお住まいの方の場合は、「持ち家」か「賃貸」かで漏水の責任の所在が異なります。
まず持ち家のマンションの場合、専有部分(所有している部屋)での漏水は入居者の個人負担となります。
屋上やエレベーターホールなどの共有部分での漏水は、マンション管理組合が費用を負担するケースが多いです。
賃貸マンションの場合、「賃貸人(賃貸を貸す側)が賃貸物の使用及び収益に必要な修繕を行う義務」が民法606条によって規定されています。
このため、基本的に賃貸人側が漏水の責任を負うことが多いです。
ただし、賃貸借契約書の内容や漏水の原因によっては、賃借側(入居者側)で費用を負担する必要があるので注意してください。
あらかじめ契約書を確認して、漏水の費用負担の所在をチェックしておきましょう。
漏水の通知が届いた際は、まずは住宅内で漏水が発生していないか確認しましょう。
台所や洗面台、洗濯機の蛇口、トイレなど水を使用する箇所を一通りチェックします。
特定の箇所で漏水を確認したら、早急に修理を行わねばなりません。
目視で漏水が確認できない場合は、水道管などが破損して漏水している可能性があります。
水道管の漏水は自力で確認するのが難しいので、水道管工事の専門業者に点検を依頼しましょう。
専門業者に依頼すれば、自宅内の水道管をすべて点検してくれます。漏水箇所の修理もそのまま依頼可能です。
漏水の修理が完了するまでは、漏水が発生している箇所にタオル・テープ等を巻いて応急処置を行いましょう。
また就寝時・外出時には止水栓を閉めることをおすすめします。
止水栓を閉めれば水の流れが止まるので、水漏れも一時的に止めることができます。
ただ、止水栓を再び開けると漏水が生じるので、漏水箇所の根本的な修理は必須です。
漏水の通知が来ない場合でも、漏水が生じていないか定期的に確認するのが重要です。
確認が習慣化していれば、漏水の兆候を早く察知できます。
自分で漏水の有無を把握する方法として、下記の方法が挙げられます。
・水道料金を比較する
・止水栓を閉めてメーターを確認する
・漏水調査を実施する
漏水が生じている場合、通常よりも水の使用量が多くなるため、水道料金も高くなります。
不自然な水道使用量の増加が見られる場合は、検針業者から漏水の通知が来るのは前述の通りです。
ただ、水道使用量が増加している場合でも、漏水の通知が届かないケースもあります。
毎月の水道使用料金の通知書を確認して、水道料金が高くなっているか確認しましょう。
水道の使用頻度を増やしていないにも関わらず、水道料金が高くなっている場合は漏水の可能性が高いです。
目安としては「約1,800円以上」の差が生じている場合は、漏水を疑ってもいいでしょう。
この金額は東京都水道局が配布している「水道・くらしのガイド」で記載されている目安になります。
ただ、お住まいの地域によっては水道料金に差が生じてきますので、あくまでも参考としてお考えください。
止水栓を閉めてメーターを確認することで、漏水の有無を確認できます。
確認する際は、まずは台所や洗面台、トイレなど住宅の各箇所にある止水栓をすべて閉めてください。
この段階で、メーターの動きは止まります。次に止水栓を一つずつ開けていきます。
止水栓を開けたタイミングでメーターが動き出した場合、開けた止水栓の箇所周辺で漏水が生じていると考えてよいでしょう。
止水栓をすべて閉めているにも関わらず、水道のメーターが動き続けている場合は、止水栓がない蛇口や床下、外水道で漏水が起こっている可能性が高いです。
ただ自力で漏水箇所を正確に把握するのは難しいので、専門業者に点検・修理を依頼してください。
水道メーターは、戸建て住宅の場合は家の入口付近や駐車場近くに設置されているケースが多いです。
メーターはフタ付きのボックスに入った状態で、地面に埋められています。
フタには「水道」「量水器」といった文言が記載されているので、入口・駐車場付近を探してみてください。
マンションの場合は、外廊下の玄関近くにある「パイプシャフト」と呼ばれる場所に水道メーターが設置されています。
玄関近くにある扉の中がパイプシャフトであるケースが多いです。パイプシャフトの中にはガスメーターや水道管、排水管なども設置されています。
マンションによってはパイプシャフトの扉に鍵がかかっていることもあるので注意してください。
鍵が付いている場合は、事前にマンションの管理会社や大家さんにパイプシャフトを開けてもらうよう頼んでおきましょう。
日常生活で気づけない漏水を把握するために、漏水調査を業者に依頼するのもおすすめです。
漏水調査は主に「音聴調査」と「漏水探知機による調査」の2つに分かれています。
音聴調査では、水道メータや止水栓に専用の音聴棒を当てて、聞こえてくる音を踏まえて漏水を調査していきます。
人間の耳で音を聴き分けて判断している点、音聴調査の特徴です。
漏水探知機による調査では、専用の機械を使って振動を測定していきます。
振動のデータから漏水箇所を特定していく点、漏水探知機の特徴です。
着実に漏水箇所を特定したい際に、漏水調査は最適です。
専門業者に依頼すれば漏水調査を行ってもらえるので、漏水の有無を把握したい際にぜひ活用してみてください。
漏水の調査を専門業者に依頼する際は、下記のポイントを確認していきましょう。
・水道局指定工事店であるか
・漏水調査に対応しているか
・料金体系が明確であるか
・問い合わせから工事開始まで迅速であるか
まずは依頼候補先の業者が「水道局指定工事店」であるか確認しましょう。
水道局指定工事店とは、各自治体の水道局から「給水装置・排水装置の工事を適切に行える」と認定された業者を指します。
水道局指定工事店の認定を受けるためには、水道局が規定した条件をクリアしなければなりません。
このため、水道局指定工事店であれば一定の技術レベルが担保されていると考えて良いでしょう。
水道局指定工事店であるかどうかは、業者のホームページを見て確認可能です。
ホームページに「水道局指定工事店」の記載があるかチェックしてみてください。
業者が公式ホームページを所有していない場合は、電話で直接確認してみましょう。
専門業者が漏水調査に対応しているかどうかも要確認です。
漏水調査に対応していないと、漏水箇所を正確に特定するのが難しくなります。
目に見えて分かる場所であれば詳細な漏水調査を行わなくても漏水箇所が把握できるかもしれません。
ただ、住宅の地中側の水道管など目視できない部分で漏水が生じている場合は、漏水調査を行わないと把握しづらいです。
まずは依頼候補先の業者の公式ホームページを見て、漏水調査の項目があるかチェックしましょう。
記載がない場合は、電話もしくは問い合わせフォーム等で確認してみてください。
料金体系が明確であるかどうかも重要ポイントです。
料金体系が不明瞭だと、相場よりも不当に高い金額で見積を提示される可能性があります。
また工事後に追加料金を請求されるケースも否定できません。
料金体系が明確であれば、追加料金等の心配をせず安心して漏水工事を依頼できます。
ホームページでの料金確認に加えて、電話上でも料金体系を確認しておくと安心です。
実際に問い合わせをしてから工事開始まで迅速であるかどうかもチェックしましょう。
問い合わせから工事開始まで時間がかかる業者は顧客のことを第一に考えているとは言いにくいです。
漏水調査・工事は急を要するものですので、可能な限り早く工事を進めてもらうことが重要です。
問い合わせから工事開始までに数日以上かかる場合は、別の業者に依頼した方が良いでしょう。
漏水の通知が届いた場合、まずは漏水の箇所を確認しましょう。
漏水の箇所を確認する際は、住宅内の止水栓をすべて閉めた後に一つずつ栓を開けていき、水道メーターの動きをチェックしてください。
止水栓を開けたタイミングでメーターが動いたら、開けた止水栓周辺で水漏れが生じている可能性が高いです。
すべての止水栓を閉めているにも関わらず、水道メーターが動いている場合は、地中の水道や外水道などで漏水が生じている可能性があります。
漏水の事実を把握したら、専門の水道業者に連絡して点検・修理を行ってもらいましょう。
専門業者に依頼すれば、短時間で着実に漏水の点検・修理を完了してくれます。
自力で修理を行う必要もないので、仕事・家事などで忙しい場合でも安心です。
漏水を放置するのは絶対にNGです。
漏水を放置すると常に水を流している状態になり、水道料金が跳ね上がってしまいます。
漏水を確認したら、なるべく早いタイミングで専門業者に依頼してください。
本記事の内容を参考にして頂き、漏水に対処してもらえると幸いです。
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