水道設備のトラブルが起きたとき、水道修理業者は強い味方です。しかし残念なことに、悪徳業者も存在するので気をつけなければなりません。
「悪徳業者を見わける方法なんてあるの?」
「悪徳業者と優良な業者の違いは?」
そんな疑問を抱いている方もいるでしょう。水道修理の悪徳業者による被害は話題になることもあるため、修理を依頼することに躊躇してしまう方もいるかもしれません。
今回は、水道修理の悪徳業者の特徴を紹介します。失敗しない水道修理業者を選ぶポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
悪徳業者は、さまざまな手口で利用者に高額な料金を請求します。水道修理業者の利用は頻度が高くないため、悪徳業者を見極めるのは簡単ではないでしょう。
しかし、水道修理の悪徳業者には9つの特徴があります。
これらの特徴に当てはまる業者は避けるようにしましょう。それでは、上記の9つの悪徳な水道修理業者の特徴についてそれぞれ解説します。
ホームページに法人名や所在地などの企業情報がない水道修理業者は、悪徳業者の可能性が高いでしょう。
本来、企業情報は隠す必要のない情報です。サービス名と会社名は違うことがあるので、法人名の記載がないと運営している会社がわかりません。
悪徳業者は悪い評判が広がるのを恐れ、企業情報を隠す傾向にあります。また、異なるサービス名で複数のホームページを持ち、多くの利用者を集めようとしている可能性もあります。
ホームページに企業情報の記載がない業者は、うしろめたい理由があると考えていいでしょう。
訪問した際に名刺を出さない、身分証を提示しない、社名をはっきりと言わないなど身分を隠そうとする水道修理業者がいます。
水道修理業者に限らず、どんなサービスでも訪問の際の身分証や名刺の提示は最低限のマナーです。
コロナ渦で名刺を渡すことを控えている業者もあります。しかし、身分証の提示や名刺を求められて拒否することはありません。
求められてもなお、身分証の提示がない場合は、悪徳業者と疑っても問題ないでしょう。
悪徳業者は、複数のサービス名でホームページを出しているケースもあるため、問い合わせた会社名と実際に来た業者名が違うことがあります。
この場合は、悪徳業者と疑ってもいいでしょう。
悪徳なケースだと、高額な費用を回収したあとホームページから電話番号やフォームを非公開にして、問い合わせをできなくすることもあります。
ホームページで会社名とサービス名をチェックし、訪問したスタッフに名刺や身分証の提示を求めて、問い合わせた会社と相違がないことを確認しましょう。
安さを強調する水道修理業者がいますが、相場よりも極端に安い場合は注意が必要です。
最初に安い料金を「基本料金」や「作業費用」として提示して、工事が終わった後にオプション料金を含めた高額な料金を請求する業者もいます。
水道修理業者の料金は、業者ごとに基本料金、見積もり費用、出張費、作業費用、部品代、キャンセル料などを決めています。
ホームページで料金体系、問い合わせ時にオプションを含めたおおよその料金を確認しておきましょう。
一方で、企業努力により低料金でサービスを提供している業者もあります。ホームページ、問い合わせ時、見積もり時にそれぞれ料金を確認、納得できた場合のみ依頼するようにしましょう。
悪徳業者は見積書の提示もなく作業を行い、工事後に請求書のみを作成して高額な料金を請求をすることがあるのでご注意ください。
見積書の提示をし、利用者が納得した上で作業に入るのが一般的です。
工事後に提示された請求書には、実際に行っていない作業や必要がないのに行った作業の料金が含まれている可能性があります。
また、見積書の内訳が曖昧なものにも注意が必要です。内訳欄が「一式」となっている場合は、どんな作業にいくらかかっているかわかりません。
作業内容をしっかり確認できる見積書を提示してもらうことが、悪徳業者を避けるためには必要です。
「ここも修理が必要です」「この部品も交換したほうがいいです」などと不要な工事を勧められて、最終的に高額な料金を請求をされることがあります。
素人である利用者では本当に修理・交換が必要なのか判断できないため、勧められるがままに工事をお願いしてしまうケースです。
また、作業途中で不具合が見つかったと言って承諾なしで工事を行い、あとから料金だけを請求されることもあります。
本来なら、追加工事が必要な箇所が見つかった時点で見積もりを出すべきです。
不具合を確認できなくても、工事してもらったならと利用者は料金を支払ってしまいます。
不具合の状態がわからない修理・工事を勧められてもその場で了承する必要はありません。また、事後報告で料金を請求された場合も、すぐに料金を支払うのはやめましょう。
挨拶はもちろん、身だしなみやコミュニケーションスキルなどに問題があるスタッフの場合は、悪徳業者である可能性があります。
また、問い合わせた際に電話対応したスタッフの説明が雑、質問に対する回答が曖昧などの不審な点がある場合も注意しましょう。
信頼できる優良な水道修理業者なら、スタッフの教育をしっかり行っているはずだからです。
挨拶や身だしなみ、話し方などスタッフに問題があるときは、社内教育がしっかりなされていないと考えていいでしょう。
また、「すぐに修理しないと大変なことになります」などと修理を急かし、不安をあおるようなことを言うスタッフが来た場合も注意が必要です。
もし、悪徳業者ではなかったとしても、気持ちのいい取引はできません。
水道局職員や水道局から依頼されて来たと名乗り、水道検査を行い高額な浄水器を売りつけたり、修理が必要と言って、やってもいない工事代金を請求する詐欺が多発しています。
水道局が利用者の依頼、了承なしに浄水器などの販売や工事を行うことはありません。
また、水道局職員がメーター交換などで訪問する際は、事前に文書等で連絡があります。
水道局職員だと名乗る人の突然の訪問があった場合は、職員証明書の提示を求めてください。
「無料で点検します」「格安で高圧洗浄を行います」などと飛び込み営業をする業者には注意が必要です。
点検や洗浄を行ったあとに「このままではすぐに詰まる」「壊れそう」などと言って、工事や修理に誘導するケースがあります。
無料・格安といった文句から高額な工事につなげる手口です。
このような業者は、あとで問い合わせしようとしても連絡が取れないことが多いので、その後の対処ができません。
信頼できる優良な業者は飛び込み営業をほぼ行っていません。突然訪問して「無料で」「格安で」と言う業者に依頼する際は、しっかりと調べてからにしましょう。
ここまでに紹介したように、悪徳業者には特徴があります。しかし、悪徳業者の特徴を理解していても、いざとなると判断が難しいでしょう。
悪徳業者と契約しないためには以下の2点が大切です。
それぞれ解説しますので、参考にしてください。
突然起きた水のトラブルの際は、慌ててしまい冷静な判断が難しくなるでしょう。
慌てた状態では水道修理業者に言われるがままになりかねません。
冷静な判断をするために、水が止まらない場合は水道メーターの横や設備ごとに設置されている止水栓を閉めてください。
止水栓は、時計回りに回すと閉まり、水が止まります。
マグネットやチラシの「安い」「低料金」「○○無料」を鵜呑みにしないことも大切です。
落ち着いて問い合わせをして、料金やスタッフの対応などをチェックしてください。
早く修理したいという気持ちが先行して、水道修理業者に言われるがままに進めるのは危険です。
「早く修理しないと大変なことになります」などと契約を急かす業者であれば断ることも考えましょう。優良な業者であれば、利用者の不安をあおるような発言はしません。
また、修理作業中に「ここも修理が必要です」「この部品も交換しておいたほうがいいです」などと次々と追加工事を提案されることもあります。
ついでだからと考えず、その都度しっかりと説明を受けて見積りを出してもらい、納得できないものは断りましょう。
何でも受け入れていると、最終的に高額な料金を請求されてしまいます。
悪徳な水道修理業者を見極めると同時に、信頼できる優良な水道修理業者を選ぶことも大切です。
以下7つが信頼できる優良な水道修理業者を選ぶポイントです。
1.水道局指定工事店である
2.豊富な実績がある
3.料金について明確な説明がある
4.質問に対して明確な回答がある
5.アフターサポート(保証内容)が充実している
6.対応スピードが早い
7.評判や口コミが良好
悪徳業者を避けることはもちろん、より技術力や対応力に優れた業者を選ぶようにポイントを覚えておきましょう。
水道修理業者を選ぶ際は、水道局指定工事店から選びましょう。水道修理業者には水道局指定工事店と非指定工事店があります。
水道局指定工事店は、水道局から給水や排水など日常生活に大きく影響する工事を任せても大丈夫であると認められた工事店です。
水道局指定工事店には、給水や排水にかかわる国家資格を持つ技術者が必ず在籍しています。そのため、水道設備のあらゆるトラブルに対処できる技術力や知識を備えていると言えます。
豊富な実績は、技術力や対応力がある証とも言えます。利用者からの信頼がないと実績は積めません。
実績が少ない業者は、利用者からの評判が悪かったり、まだ経験の浅い業者である可能性が高いでしょう。
また、実績数と合わせて創業年も確認しておくことをおすすめします。悪徳業者は長くは続かないため、利用者からの信頼を得ていると考えられるからです。
豊富な実績のある業者や創業年数の長い業者は、さまざまなトラブルに対処しているので、安心感があります。
料金について明確な説明をしてくれる業者を選びましょう。基本的に作業費と部品代は必ずかかりますが、それ以外の料金は水道修理業者ごとに異なります。
基本料金、出張費、見積もり料金、キャンセル料などがありますが、業者によって無料のところもあれば、数千円程度に設定しているところもあります。
作業費用は基本的に現地見積もりとなりますが、それ以外の料金については問い合わせ時に必ず確認しましょう。
ホームページの表記や問い合わせた際に、明確な回答がない場合は、工事後に高額な料金を請求される可能性があります。
また、ホームページやチラシに記載されている料金は、最低料金であるということも理解しておきましょう。
工事内容などで不明な点を質問したとき、わかりやすく説明してくれるかどうかも重要なポイントです。
例えば見積書などを見ても専門知識がない利用者であれば、わからない項目も含まれているでしょう。それに対して、素人にもわかるように説明してくれるかが重要です。
悪徳業者の場合、隠したい内容があるため遠回しな説明になったり、あえて専門用語を多用してわかりづらくしたりします。
知識豊富で優良な業者であれば、専門用語をかみ砕いて説明してくれるはずですし、利用者が納得できるまで作業に入ることはありません。
アフターサポートの有無、充実度はのちのちのトラブルを回避するために大切です。工事後にトラブルが改善されていない、すぐに再発するなどのトラブルがあるからです。
何かトラブルが起きたとき、どんなフォローがあってどこに連絡すればいいかなどサポート体制を事前に確認しておきましょう。
工事が完了して支払いが終わったら、そのあとは関与しないという業者もいます。しかし、工事がずさんだった場合はもちろん、技術力がある業者であっても何が起こるかわかりません。
万が一アフターサポートがない業者に依頼してトラブルが直らなかったときは、改めて他の業者を探して依頼しなければならないので、手間もお金もかかってしまいます。
問い合わせ時に対応してくれるまでの時間を確認し、対応スピードが早い業者を選びましょう。水のトラブルは、早い対応を迫られることが多いからです。
時間がかかればかかるほど、周囲に置いてある物や階下に被害が広がる可能性があります。また、日常生活に欠かせない水回りが使えない時間が長いと大変不便です。
水道修理業者のホームページを見ると「最短〇分でうかがいます!」と記載されていることが多くあります。
混み合っていたり、場所が遠かったりすると時間がかかることもあるので、事前に確認してなるべく早く対応してくれる業者を選びましょう。
実際に利用した人からの評判や口コミは、水道修理業者を選ぶうえで参考になります。
各水道修理業者のホームページやSNS、口コミサイトを見れば利用者の声が掲載されているのでチェックしておきましょう。
ホームページに掲載されている直筆、写真付きの口コミは信憑性が高いと言えます。口コミサイトは操作されている可能性もあるので、参考程度にしておくといいでしょう。
トラブルなく契約、修理を終えることが理想です。しかし、万が一、水道修理を悪徳業者に依頼してしまったときのために、対処法をお伝えします。
業者とのトラブルは、上記2つの方法でトラブルを解決できる可能性があります。それぞれ解説しますので、参考にしてください。
料金や工事内容に納得できない場合は、消費生活センターに相談しましょう。
消費生活センターは、消費者と業者間のトラブルの相談ができる機関です。業者との交渉方法や具体的な解決方法を助言してくれます。
消費生活センターの連絡先は各自治体のホームページで確認するか、消費者ホットライン「188」に電話して、近くの消費生活センターを案内してもらいましょう。
納得できない料金の請求があった場合は、必ず支払う前に相談してください。支払ってしまったあとの場合は、この後に紹介するクーリングオフ制度を利用することになります。
不当な高額請求被害にあった場合は、クーリングオフ制度を利用できる可能性があります。
クーリングオフ制度は、契約の申し込みや契約を締結をした後でも、一定期間内であれば無条件に契約を撤回・解除できる制度です。
クーリングオフ制度の利用が可能かどうかの判断が難しい場合は、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
以下の場合は、クーリングオフ制度適用外となるので注意してください。
クーリングオフ制度適用外となるケースについて、それぞれ解説します。
利用者の依頼通りに修理が行われ、契約通りの金額を請求された場合は、クーリングオフ制度の対象とはなりません。
契約内容通りであるにもかかわらず返金を求めることは難しいでしょう。
契約にない工事が行われて不当な料金を請求された場合に、クーリングオフ制度の対象となります。
利用者が明確な意思表示をして申し込みや契約した場合も、クーリングオフ制度の対象外となります。利用者が納得して契約したとみなされるからです。
利用者が依頼していない工事を勝手に進めたり、望んでいない契約を迫られたりした場合は、クーリングオフ制度の対象となります。
対象になるのは、利用者の意思に反した契約の場合のみですので慎重に契約しましょう。
法定書面(契約書)がない場合もクーリングオフ制度は適用されません。
契約自体が存在したのか、契約内容と実際の工事内容や請求金額に相違があるかなどを確認できないからです。
不当な契約なのかどうかは、書面で証明しなければなりません。契約の際は、必ず法廷書面(契約書)を交付してもらいましょう。
水道修理業者側がクーリングオフを受け入れず、話し合いが難航することがあります。悪徳業者であれば「正当な請求金額だ」と主張するでしょう。
業者側がクーリングオフを受け入れないと返金されない可能性があります。
また、水道修理業者と連絡が取れなくなれば、クーリングオフ制度は利用できなくなります。
クーリングオフ制度は万能ではないため、どんなに焦っていたとしても、納得できない契約はしてはいけません。
水道修理の悪徳業者の特徴を9つお伝えしました。
残念なことに水道修理の業者のなかには、利用者に水道設備の専門知識がないのをいいことに、詐欺のような手口で高額な料金を請求する業者がいます。
また、水のトラブルでただでさえ不安な利用者をさらにあおって契約を迫ろうとします。
今回紹介した悪徳業者の特徴がある水道修理業者は、絶対に避けるようにしてください。
そして、悪徳業者を避けると同時に、信頼できる優良な水道修理業者を選ぶことも重要です。
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