家で何気なく過ごしていて、水道の蛇口からポタポタと水が漏れていたことはありませんか?
「すぐに止まると思ってそのままにしていたら、しばらくたってもポタポタが止まらない…。」
「勝手に止まると思っていたから対処法もよくわからない。直したいのにどうしよう!」
こんな悩みを解決するために、この記事では蛇口から水がポタポタと漏れる原因とその対処法を紹介していきます。
一方で、「ゆっくり読んでいられないよ!自分ではできないよ!」という方は専門の水道業者に依頼することをオススメします。
水回り修理のプロなので、迅速に且つ丁寧に作業してくれるので安心して任せることができるでしょう。
目次
そもそも蛇口のポタポタと漏れているのを放置していると、どうなるのでしょうか。
考えられることとして以下の3点が挙げられます。
1つ目は「水道代がかかる」ということです。
ポタポタほどの少量の水漏れでも、水漏れには違いありません。
水漏れしている水量や地域にもよりますが、水漏れが1秒間に1滴だった場合、この水滴だけで1か月200円かかると言われています。
もし1秒間に2、3滴の水漏れだで、何年ものあいだ放置していた場合だと、さらに水道代がかさむことになります。
無駄な水道代を発生させたくない方は早急に対処するべきだと言えますね。
2つ目は「さらに大きな故障につながる」ということです。
水漏れしているときの水は、通常通らない部分を流れていきます。
想定されていない部分に水が何度も通過することで、蛇口本体の内部が削られます。
削られたことによって、部品を交換しようとしたときにサイズが合わず、交換できなくなる可能性もあります。部品が交換できないと、自分で修理することは厳しくなってしまいます。
業者に頼むときにも高額な費用がかかってしまうので、水漏れを放置することは避けるようにしましょう。
3つ目は「カビやダニが発生する」ということです。
水がポタポタと漏れ続けていると、その周辺の湿度が高くなります。
湿った場所はカビやダニの温床になり、環境が汚れるだけではなく、健康被害につながる恐れがあります。
カビやダニの対処には、根源である湿度の高い環境を改善しなければ終わることがありませんので、蛇口の水漏れを放置しないようにしましょう。
以上の3点が蛇口からの水漏れによって起きると考えられることです。
ポタポタと漏れる程度のことだと思ってしまうかもしれませんが、直さないと色々な不具合が起きてしまうので早急に修理しましょう。
蛇口に関わらず、水漏れが起きていると分かったらまずは止水栓を閉めましょう。
止水栓は名前の通り、水が後工程に流れるのを止める栓です。一時的に水を止めたいときに使うことが多いので覚えておくと便利です。
止水栓の場所はどの水道かによって異なりますが、台所の蛇口の場合はシンク下、洗面所の蛇口の場合は洗面所下の収納部分にあることが多いです。
止水栓には主に以下のような2つのタイプがあります。
1つ目はハンドルを回して閉める「バルブタイプ」です。
手で時計回りに回すことで閉められて、水の流れを止めることができます
手で閉めることが難しい場合は、無理せずペンチなどを使って閉めることをオススメします。
2つ目は漢字の「一」の字をしているくぼみが特徴的な「くぼみタイプ」です。
マイナスドライバーなどの工具を使って閉めてみてください。
もし止水栓が見つからなかった場合は、止水栓の代わりに水道の元栓を閉めることも1つの手段です。
元栓は家の外や玄関横にあることが多いので、確認してみてくださいね。
それでは次に、蛇口の水漏れが止まらない原因について解説していきます。
蛇口にはいくつかの種類がありますので、それぞれの原因を理解しておきましょう。
シングルレバー混合水栓は、1つのレバーで水量の調整と冷水・温水の切り替えができます。
1つのレバーが上下左右に動き操作しやすい点も、この蛇口の特徴と言えるでしょう。
台所や洗面所によく見られる蛇口です。
キッチンや洗面所に多いシングルレバー混合水栓で、ポタポタと水漏れしていたら、「カートリッジの劣化や故障」が原因として考えられます。
この蛇口では、カートリッジは水量を調整する役割を担っています。
水量が適切に調整できなくなっていることから水漏れが起きている状態です。
サーモスタット混合水栓は、1つのレバーで水量を調節する蛇口です。
温度は温調カートリッジという部品で調整しています。
この蛇口はお風呂の蛇口に多く使用されているタイプになります。
サーモスタット混合水栓の水漏れには、「開閉カートリッジの劣化や故障」が原因として考えられます。
開閉カートリッジは、水量の調節やシャワーか蛇口かを切り替える役割がある部品です。
開閉がしっかり切り替わっていないことによって、水が漏れているというパターンです。
ハンドル混合水栓は、冷水と温水でハンドルが2つに分かれている蛇口です。
それぞれのハンドルを合わせて水量や温度を調整する仕様になっています。
最近は減ってきましたが、お風呂や洗面台に設置されていることが多いです。
ハンドル水栓の水漏れは「コマやスピンドルの劣化や故障」が原因として考えられます。
コマは水が通る部分にフタをし、スピンドルはハンドルの動きをコマに届ける役割があります。
水が流れないようにしたいのにフタが閉まっていなかったり、閉めようとしているのが伝わっていないことが原因で水漏れが起きている状態です。
単水栓は、1つのハンドルで水を出す蛇口です。
冷水を出すことがほとんどで、温度の調整はできません。
この蛇口は洗濯機などの給水で使われることが多い蛇口でしょう。
単水栓は、「コマの劣化や故障」が水漏れの原因になりやすいです。
ハンドル混合水栓で説明したとおり、コマによって本来止まるはずの水の流れが止められなくなっている状態で、その影響で水漏れが起きています。
蛇口の種類に関係なく水漏れの原因としてあるものは、「部品のゆるみ」です。
蛇口には耐久性があり、長期間、使っているとどうしても劣化してしまいます。
そうすると、ナットのような部品がゆるんでしまい水漏れを起こしてしまいます。
本当ならば水が漏れないように隙間を埋めてくれているナットが、本来の役割を果たせなくなってしまうのです。
それぞれの蛇口が水漏れする原因を理解したところで、どのように修理していくのかについて紹介していきます。
1つ注意点として、「修理前の状態を写真で撮っておく」ようにしてください。
慣れていないので、蛇口を分解して修理し終わった後に組み立てられなくなることがあります。
念のために作業前にスマホで写真を撮って保存するようにしましょう。
はじめに、修理するときに必要な道具を紹介します。
以下の4点の道具を準備しておきましょう。
素手では掴みづらかったり、力が足りなかったときに使うものになります。
シングルレバー混合水栓の水漏れの原因として多くみられるカートリッジの交換方法について紹介します。
大まかな手順は以下のようになっています。
1 止水栓(または元栓)を閉める
2 レバーを取り外す
3 ブッシングを取り外す(レバーを取り外すと出てくる)
4 古いカートリッジを取り外す
5 新しいカートリッジを取り付ける
この作業のポイントは、カートリッジを取り外すときに「向きを覚えておく」ことです。
向きを間違えてしまうと、冷水と温水が逆になってしまいますので気を付けてください。
サーモスタット混合水栓の水漏れの原因として多くみられる開閉カートリッジの交換方法について紹介します。
大まかな手順は以下のようになっています。
1 止水栓(または元栓)を閉める
2 ハンドルを取り外す
3 リングを取り外す
4 ストッパーを取り外す
5 古い開閉カートリッジを取り外す
6 新しい開閉カートリッジを取り付ける
サーモスタット混合水栓には、開閉カートリッジと同じカートリッジとして「温調カートリッジ」があります。間違えないように注意してください。
1番外側に取り付けてあるハンドルを確認すれば間違えないはずなので、取り外すときに確認しておきましょう。
ハンドル混合水栓の水漏れの原因として多くみられるコマとスピンドルの交換方法について紹介します。
大まかな手順は以下のようになっています。
1 止水栓(または元栓)を閉める
2 ハンドル上部のハンドルビスを取り外す
3 ハンドルを取り外す
4 ナットを外す
5 パッキンなどを取り外す
6 古いコマ(またはスピンドル)を取り外す
7 新しいコマ(またはスピンドル)を取り付ける
パッキンやコマ、スピンドルは非常に小さい部品なので、無くさないように十分気をつけてください。
どういう手順で外したか分かるように覚えておきましょう。
単水栓の水漏れの原因として多くみられるコマの交換方法について紹介します。
大まかな手順は以下のようになっています。
1 止水栓(または元栓)を閉める
2 ハンドル根本のナットを取り外しそのままハンドルを取り外す
3 古いコマを取り外す
4 新しいコマを取り付ける
単水栓の内部には、ハンドル混合水栓と同様、小さな部品が多く組み合わさっています。
なくさないようにまとめておきましょう。
先程紹介した蛇口の交換以外でも、やっておくべき事があります。
部品を交換しても水漏れが改善されなかった場合は、以下の2点を試すようにしましょう。
部品自体の損傷ではなく、汚れがたまっているのが影響して、水漏れが起きていることもあります。
蛇口を掃除することで水漏れが改善されるケースもあります。
掃除方法ですが、基本的な汚れとして挙げられる「サビ」を落としましょう。
サビは重曹を使うことで取れやすくなります。歯ブラシに重曹を付けてサビのある箇所をこすってたまってしまったサビをとりましょう。
ゴムパッキン周りは特に汚れやすいので、入念に掃除してください。
水漏れの原因が「部品のゆるみ」というシンプルな場合もあります。
素手ではゆるみに気が付かなくても、工具を使うとゆるんでいたことに気づくでしょう。
モンキーレンチなどを使って本当に締まっているのか確認し、ゆるんでいたときはしっかりと閉めてみてください。
ここまで自分で修理する場合について紹介してきましたが、自分で直すのに自信がない人もいるでしょう。
そういう場合は「業者に頼む」という方法もあります。
「どんなときに業者にお願いしたらよいのか分からない」という方に向けて、説明していきます。
築年数の長い家に住んでいたときは、同じ蛇口を長期間使っていることが考えられます。
その場合、経年劣化によって部品が固まっていることがあり、素人では作業が難しい場合が多いです。
自分で修理すると、部品を取り外すときに損傷していない部品を傷つけてしまうこともあるので、無理はしないで業者に依頼するようにしましょう。
自分で修理するのは無理だと思ったときは、迷わず業者に依頼しましょう。
修理に慣れていないと時間がかかりますし、水漏れをさらに悪化させることにもつながりかねません。
自信のない状態で修理して、一時的に直ったとしてもすぐに再発する可能性もあります。
水道修理のプロに頼んで、素早くキレイに改善してもらいましょう。
いざ業者に依頼しようと思ったときに、数多くある業者の中から何の情報をみて選んだらよいのか、迷う方もいるのではないでしょうか。
それでは最後に、信頼できる業者を選ぶときのポイントを紹介します。以下の3点です。
業者の中には違法な金額でぼったくりをする悪徳業者がいます。
そういう業者は日常茶飯事にクレームがくるので、必要最低限の情報しか載せない傾向があります。
頼もうと思っている業者のホームページをよくチェックしてみましょう。そのときに、電話番号と問い合わせフォームしかない業者は危険です。
住所が載っていなかったり、「株式会社●●」のように会社名がない場合は、疑っても良いでしょう。
修理を依頼する前に、見積料金を出してくれるか確認しましょう。
見積を出してくれない業者だと、修理後に高額な請求をされることがあります。
また、見積を提示してもらった後に無料でキャンセルができるかどうかも見極めるポイントです。
悪徳業者は、キャンセルしたくても無理やり作業しようとしたり、出張費というような項目でお金を請求してくることがあります。
電話の対応や、家にスタッフが訪問してきた際の対応がどうだったのか、見ておきましょう。
失礼な態度だったり口調が乱暴な業者は、お客さんへの接し方だけではなく、仕事自体も適当で技術も低い可能性が高いです。
後悔してしまうレベルの低い業者はたくさんいます。
嫌な感情を抱いた業者には依頼しないように気をつけましょう。
ここまで蛇口からポタポタ漏れる水の原因と対処法について説明してきました。
自分で直す場合は、蛇口には種類があるので、それに合った修理方法で作業するようにしましょう。
とにかく早く直したい、辞意分で修理できる自信がない方は、業者への依頼がオススメです。
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