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混合栓の水漏れはなぜ起こる?蛇口のタイプ別に原因と直し方を解説

蛇口 公開日:2024.10.23

「蛇口から水漏れしているけど原因がわからない」

「混合栓にも種類があるので、自宅の蛇口が水漏れした際の正しい対処法を知りたい」

このようなお悩みはありませんか。最近は混合栓を使用する過程が増えていますが、いくつかのタイプがあるので、自宅の蛇口がどのタイプか知っておく必要があります。

また、混合栓から水漏れを起こすと無駄な水道料金がかかるだけでなく、2階以上に住んでいる方は階下の住人とトラブルになる恐れもあります。

本記事のテーマは、混合栓からの水漏れの原因と直し方です。蛇口のタイプ別に原因と直し方を解説します。

なお、自宅に工具が無い方やDIY経験に乏しい方で、今すぐに混合栓の水漏れを改善したい方はプロに頼むと安心です。

大阪府にお住まいの方が混合栓の水漏れ修理をプロに依頼するなら「クジラのマークの水道屋さん」をおすすめします。

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3種類の代表的な混合栓について

3種類の代表的な混合栓について

家庭で使用される代表的な混合栓は以下の3種類です。

  1. 1.シングルレバー混合栓
  2. 2.2ハンドル混合栓
  3. 3.サーモスタット混合栓

混合栓のことを「混合水栓」と呼ぶケースもありますが基本的に意味は一緒です。本記事内では混合栓の呼び方で統一しています。

1.シングルレバー混合栓

シングルレバー混合栓は現在、一般的な家庭でもっとも多く見られるタイプの水栓(蛇口)です。レバーが1つだけ付いており、左右もしくは上下に動かすと水温や水量を調節できます。

片手でハンドルを操作できるため、水やお湯の使用頻度が高いキッチンに設置されるケースが多い傾向にあります。

2.2ハンドル混合栓

2ハンドル混合栓は、お湯と水を出すための2つのハンドルが付いているタイプの混合栓(蛇口)です。現在でも銭湯や温泉施設などでよく見かけられます。

ここで紹介する3種類の水栓のなかでは比較的修理が容易ですが、水漏れを起こしている箇所によっては専門の業者に修理を依頼する必要があります。

3.サーモスタット混合栓

サーモスタット混合栓は蛇口本体にサーモスタットが入っており、設定温度に従って一定の水温が保たれるため、浴室で多く用いられています。

ここで紹介する3種類の混合栓のなかでは構造がもっとも複雑です。したがって、一部の例外を除いて修理の際には専門の業者に依頼するのが基本です。

混合栓で水漏れが見られる主な場所

混合栓で水漏れが見られる主な場所

混合栓で水漏れが見られる主な場所は以下の7箇所です。

  1. 1.レバーの下
  2. 2.スパウトの付け根
  3. 3.吐水口
  4. 4.パイプと本体のつなぎ目
  5. 5.シャワーホースとシャワーヘッドのつなぎ目
  6. 6.エルボ接続部
  7. 7.シャワーヘッド

1.レバーの下

シングルレバー混合栓で水漏れが多く見られる場所の1つがレバーの下です。

シングルレバー混合栓は片手で操作できる点がメリットの1つですが、ハンドルを上下左右に動かす頻度が多いのが特徴です。この結果、接続部のナットが緩むと水漏れを起こしやすい傾向にあります。

また、シングルレバー混合栓には本体の内部に湯温や湯量を調整するための「バルブカートリッジ」が取り付けられており、経年劣化によって水漏れを起こしたり、水量調節が難しくなったりするケースもあります。

バルブカートリッジの平均的な寿命は10年です。しかし、水栓の使用頻度が高ければ5~6年で水漏れを引き起こす可能性もあります。

2.スパウトの付け根

蛇口の先端につながるパイプ部分のスパウトから水漏れが起きたケースでは、内部のパッキンの摩耗が疑われます。

スパウトの付け根からの水漏れは、本記事で紹介する3種類の混合栓すべてに見られるため、DIYに慣れている方は内部のパッキンを確認してみるとよいでしょう。

スパウト内部パッキンの本体側に傷が見られる場合、サンドペーパーで適宜磨くと水漏れが解消するケースがあります。

また、パッキン自体に問題がなくてもスパウト接続部にゴミが溜まっていたり、スパウト自体が損傷していたりして水漏れを起こすことがあります。

3.吐水口

蛇口の先端にあたる吐水口からの水漏れは、シングルレバー混合栓や2ハンドル混合栓で多く見られます。吐水口からの水漏れは、バルブカートリッジの劣化やコマパッキンの損耗により起こるケースが多いです。

ただし、吐水口からの水漏れはパッキンにゴミが詰まって起こるケースもあるため、DIYになれている方は修理する前に確認してみるのがおすすめです。

また、シングルレバー混合栓の場合は、パイプの内部の残留水が垂れているだけのケースもあります。水漏れ箇所を特定するのに、水を止めてからしばらく観察してみるとよいでしょう。

4.パイプと本体のつなぎ目

2ハンドル混合栓の場合、パイプと本体のつなぎ目から水漏れを起こすケースがあります。パイプと本体のつなぎ目からの水漏れは、一般的にパイプ内にあるパッキンの劣化で起きます。

2ハンドル混合栓はパイプを左右に動かして使用する機会が多いため、摩擦によってパッキンが劣化しやすい点が特徴です。

5.シャワーホースとシャワーヘッドのつなぎ目

サーモスタット混合栓の水漏れは、シャワーホースとシャワーヘッドのつなぎ目から見られるケースが多い傾向にあります。

シャワーホースとシャワーヘッドの間にあるパッキンが経年劣化により摩耗すると、水漏れを起こしやすくなります。

サーモスタット混合栓は本記事で紹介する3種類の混合栓のなかでもっとも修理が難しいのですが、パッキンの交換程度であれば基本的な工具を使える方なら可能です。

パッキンにはUタイプとOタイプの2種類がありますが、シャワーヘッドを動かすためにはUパッキンを選ぶ必要があります。

6.エルボ接続部

シャワーホースと蛇口本体を結ぶL字型の「エルボ」が経年劣化により腐食すると、シャワーホースと蛇口本体の間から水漏れしやすくなります。

また、エルボとシャワーホース、もしくはエルボとシャワー本体の間にあるパッキンが劣化して、水漏れを引き起こすケースもあります。

ただし、エルボ接続部からの水漏れはナットの緩みで起こるケースもあるため、修理を依頼する前に確認しておくのがおすすめです。

7.シャワーヘッド

サーモスタット混合栓の場合、開閉バルブやシャワーヘッド自体の損耗により水漏れを引き起こすことがあります。

ただし、シャワーヘッド内部の残留水が垂れているだけのケースもあります。修理する前にシャワーヘッドを上にして床に置き、水漏れが続かないか確認してみるとよいでしょう。

混合栓の水漏れを修理する際の注意点

混合栓の水漏れを修理する際の注意点

混合栓の水漏れは自分で修理できるケースもあります。自分で混合栓の水漏れを修理する際の注意点は以下の通りです。

  1. 1.取扱説明書を準備する
  2. 2.工具と交換部品を揃えておく
  3. 3.止水栓を閉める

1.取扱説明書を準備する

混合栓は製造メーカーや型番により仕様が異なります。修理する前に取扱説明書を見て、パーツの場所を詳しく確認しておきましょう。

取扱説明書をなくした場合は、メーカーのホームページから説明書を確認する方法もあります。

2.工具と交換部品を揃えておく

混合栓の水漏れを修理する場合、一般的には以下の工具が必要です。

  • 六角レンチ
  • モンキーレンチ
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ウォーターポンププライヤー(あれば)

上記の工具以外に、パッキンなど細かいパーツを取り出す際にピンセットがあると便利です。交換部品のサイズが合わないと取りつけできないので、事前に取扱説明書でサイズを確認しておきましょう。

交換部品のサイズや型番がわからない場合は、ホームセンターに古くなったパーツを持っていき、売り場の店員に教えてもらう方法もあります。

3.止水栓を閉める

水道関連の修理をはじめる際には必ず止水栓を閉めておきましょう。

止水栓を開いたまま修理をはじめると漏れた水で部屋が水浸しになる可能性があるうえ、集合住宅の2階以上に住んでいる方は、階下の住人とのトラブルに発展する恐れがあります。

混合栓の水漏れを修理する方法

混合栓の水漏れを修理する方法

混合栓の水漏れ修理は以下の手順で行いましょう。

  1. 1.混合栓を分解する
  2. 2.パッキンを交換する
  3. 3.カートリッジを交換する
  4. 4.コマパッキンを交換する

1.混合栓を分解する

混合栓の水漏れを修理する際には、はじめに混合栓を分解したうえで必要な部品を交換するのが基本的な流れです。混合栓は以下の手順で分解してください。

  • ハンドルの付け根にあるネジを六角レンチで緩める
  • レバーハンドルを上に引き抜く
  • モンキーレンチでナットのカバーを外す
  • シングルレバー混合栓の場合はカートリッジを外す
  • スパウトを引き抜く

混合栓を分解してパッキンを交換する作業を終えたら、逆の手順で混合栓を組み立ててください。

2.パッキンを交換する

混合栓内部にあるパッキンの交換は以下の手順で行いましょう。

  • 混合栓を分解したら劣化したパッキンを特定して取り外す
  • 新しいパッキンに交換して混合栓を組み立てなおす
  • 止水栓を開けて水漏れが改善しているか確認する

水栓内部にあるパッキンが取り外しにくいようであれば、ピンセットを使用しましょう。ピンセットを使用する際には、水栓内部を傷つけないように気を付けてください

パッキンに損耗が見られず、ゴミが挟まって水漏れを起こしている場合は、不要になった歯ブラシなどを使用して汚れを掃除しましょう。

関連記事:蛇口からの水漏れはパッキンで直せる?タイプ別の交換方法を解説

3.カートリッジを交換する

混合栓の使用年数が長く、内部のバルブカートリッジが経年劣化している場合、以下の手順で交換してください。

  • レバーハンドルとカバーを取り外し、古いバルブカートリッジを新しいものに交換する
  • カバーナットとハンドルをつけなおす
  • 止水栓を開けて水漏れが改善しているか確認する

新しいバルブカートリッジを取りつける際に、向きを間違えると水とお湯が反対に出るため注意しましょう。

4.コマパッキンを交換する

シングルレバー混合栓や2ハンドル混合栓のコマパッキンが損耗している場合は、以下の手順で交換してください。

  • レバーハンドルとカバーを取り外す
  • スピンドルを取り外し、下部に見えるコマパッキンをピンセットで取る
  • 新しいコマパッキンを取り付け、カバーとレバーハンドルを元に戻す
  • 止水栓を開けて水漏れが改善しているか確認する

新しいコマパッキンを取りつける際には上下の向きに気をつけ、真っすぐ差し込んでください。カバーを強く閉めすぎるとコマパッキンを傷つけたり、レバーハンドルが動きにくくなったりするため注意が必要です。

混合栓の水漏れを自分で直せない場合は業者に相談

混合栓の水漏れを自分で直せない場合は業者に相談

自宅に工具が無い方はもちろん、DIY経験に乏しい方も混合栓の水漏れ修理は専門の業者に依頼するのがおすすめです。

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クジラのマークの水道屋さんは大阪全域に営業所があり、最寄りの営業所から最短15分で到着するため、毎日使う蛇口のトラブルにも迅速に対応できます。

クジラのマークの水道屋さんの蛇口交換修理の事例はこちらをご覧ください。

【ご依頼の背景】
「台所の蛇口の先端から水がチョロチョロと止まらない」とのご連絡をいただきました。お客様は、どの部品が故障しているのか知りたいとのことでした。

【原因調査】
状況を確認すると蛇口先端だけでなく根元からも水が漏れており、どちらも15年の使用による経年劣化によるものと思われます。

【作業内容】
修理ではなく水栓本体をご希望されたため、お見積内容にご納得いただいたうえで交換作業を始はじめました。水栓の周りを丁寧に保護して水や汚れの飛散を防止し、止水してから既存の水栓を取り外します。

水栓を交換してから止水栓を開けて水を出し、水漏れが改善していることを確認して頂きます。最後に水回りの清掃を行い、使用方法を説明して作業を完了しました。

経年劣化による複数個所からの水漏れ

まとめ

まとめ

混合栓は大きくシングルレバー混合栓、2ハンドル混合栓、サーモスタット混合栓の3つに分類され、水漏れの原因もさまざまです。2ハンドル混合栓は比較的シンプルな構造です。必要な工具と取扱説明書があれば、自分で修理できるケースもあります。

シングルレバー混合栓は構造がやや複雑なため自分で修理するのはややハードルが高いでしょう。サーモスタット混合栓は構造がとても複雑です。二次的損傷を避けるためにも専門の業者に依頼するのがおすすめです。

大阪府にお住いの方は、ぜひ「クジラのマークの水道屋さん」をご検討ください。大阪府の営業地域全域で認可を取得している、水道局の指定業者です。

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