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洗面所の蛇口は自分で交換できる?DIYの手順や業者に頼むべきタイミング

洗面所 公開日:2024.11.27

「蛇口から水漏れしてるけど自分で交換できる?」「蛇口交換を業者に頼むと費用はどれくらいかかる?」

このような疑問やお悩みはありませんか。

蛇口交換には特別な資格が必要なく、施工の難易度もそれほど高くないためDIYで対応できるケースもあります

本記事のテーマは自分で洗面所の蛇口交換を行う方法や、業者に依頼すべきタイミングです。洗面所の蛇口から水漏れして困っている方は参考にしてください。

なお、DIY経験があまりない方や、今すぐに洗面所の蛇口を交換したい方はプロに頼むと安心です。大阪府にお住まいの方が洗面所の蛇口交換をプロに依頼するなら「クジラのマークの水道屋さん」がおすすめです。

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自分で洗面所の蛇口交換をする前のチェックポイント

自分で洗面所の蛇口交換をする前のチェックポイント

自分で洗面所の蛇口交換をする際にすべきことは以下の通りです。

  1. 1.蛇口のタイプを確認する
  2. 2.取りつけ穴のサイズを確認する
  3. 3.取りつけ穴心間を測る
  4. 4.交換用パーツと工具を用意する

1.蛇口のタイプ

家庭で使われている蛇口のタイプは主に以下の5つに分けられます。

  • 1.単水栓
  • 2.ワンホール混合水栓
  • 3.ツーホール混合水栓
  • 4.ツーホールシングルレバー混合水栓
  • 5.コンビネーション水栓
蛇口のタイプ特徴
単水栓お湯か水のどちらかだけが出るタイプの水栓(蛇口)。温度調節はできない
ワンホール混合水栓水栓が1つの穴で設置されており、1本のレバーで水とお湯を出し分けられる
ツーホール混合水栓洗面台に空いた2つの穴で水栓が設置されており、1本のレバーで水とお湯を出し分けられる
ツーホールシングルレバー混合水栓洗面台に空いた2つの穴の1つに水栓が、もう1つにレバーが設置されている
コンビネーション水栓レバーと蛇口本体が分離しており、1本のレバーで水とお湯を出し分けられる

蛇口交換の際には同タイプの製品を選ぶのが一般的です。

ツーホールの蛇口をワンホールタイプに変更すると穴が1つ余るため、化粧フタを設置して見栄えを保つ方法があります。

ワンホールの蛇口をツーホールに替えたい場合は工事が必要です。専門的な技術が求められる工事は水道業者に依頼するのがおすすめです。

2.取りつけ穴のサイズ

蛇口交換をする前に、取りつけ穴の直径を測っておく必要があります。

国内の主要メーカーの場合は取りつけ穴が33~39ミリメートルと共通していますが、海外製の場合は規格が異なるケースがあります。

ただし、国内のメーカーでも製品によっては取りつけ穴のサイズが異なる場合もあるため、サイズの確認には注意が必要です。

3.取りつけ穴心間

取りつけ穴が2つあるタイプの場合は中心の距離を測る必要があります。国内の主要メーカーの蛇口であれば、取りつけ穴心間は共通しています。

浴室の蛇口は、取りつけ穴心間が3タイプあるため、選ぶ際には、どのタイプかを誤らないように注意が必要です。

4.交換用パーツと工具を用意する

洗面台の蛇口交換をする前に、取り付け可能なパーツを用意する必要があります。国内メーカーの蛇口を使用している場合はラベルや刻印、取扱説明書で型番を確認するとよいでしょう。

取扱説明書が無い・ラベルや刻印で確認できない場合は、洗面台のメーカーから特定する方法があります。

蛇口交換に必要な主な工具は、ドライバー(プラス・マイナス)・六角レンチ・モンキーレンチなどです。

自分で洗面所の蛇口交換をする方法

自分で洗面所の蛇口交換をする方法

自分で洗面所の蛇口交換する方法を、水栓のタイプ別に解説します。

単水栓

自分で洗面所の単水栓を交換する方法は以下の通りです。

  1. 1.マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 2.止水栓の近くにあるナット、洗面台の下にあるナットをモンキーレンチで緩める
  3. 3.給水管(フレキパイプ)を取り外す
  4. 4.単水栓を固定しているナットを洗面台の下から緩める
  5. 5.ナットと座金、パッキン、蛇口本体を外す
  6. 6.交換用の水栓を差し込んでパッキン、座金をはめ込みナットで固定する
  7. 7.給水管を差し込み、マイナスドライバーで止水栓を開けて水が出るか確認する

蛇口本体を引き抜いた際に、取りつけ穴周辺が汚れているようであれば雑巾で拭いておきましょう

ワンホール混合水栓

自分で洗面所のワンホール混合水栓を交換する方法は以下の通りです。

  1. 1.マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 2.台付き水栓の場合はプラスドライバーで点検口を開ける
  3. 3.止水栓と給水ホースをつなぐナット(2箇所)を緩めて給水ホースを取り外す
  4. 4.洗面台の下にあるナットをモンキーレンチ、もしくは六角レンチで緩めて水栓を引き抜く
  5. 5.交換用の水栓を差し込み、ナットを締めて固定する
  6. 6.給水ホースを取り付けてナット(2箇所)を締める
  7. 7.シャワーホースを取りつける
  8. 8.マイナスドライバーで止水栓を開けて水が出るか確認する

シャワーホース付きを取りつける際には「カチッ」と音が鳴るまでしっかりとはめ込んでください

ツーホール混合水栓

自分で洗面所のツーホール混合水栓を交換する方法は以下の通りです。

  1. 1.マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 2.台付き水栓の場合はプラスドライバーで点検口を開ける
  3. 3.止水栓と給水ホースをつなぐナット(2箇所)をモンキーレンチで緩める
  4. 4.蛇口と給水ホースをつなぐナット(2箇所)緩める
  5. 5.給水ホースを外す
  6. 6.洗面台の下にあるナット(2箇所)をモンキーレンチ、もしくは六角レンチで緩める
  7. 7.ワッシャとパッキンを外して水栓を引き抜く
  8. 8.交換用の水栓とパッキン、ワッシャを差し込みナットで固定する
  9. 9.給水管にパッキンを入れ交換した蛇口にナットで固定する
  10. 10.止水栓と給水ホースをナットで固定する
  11. 11.マイナスドライバーで止水栓を開けて水が出るか確認する

ツーホール混合水栓の交換は一般の方には難しいため、DIYに慣れていない方は専門の業者に依頼するのがおすすめです。

ツーホールシングルレバー混合水栓

自分で洗面所のツーホールシングルレバー混合水栓を交換する方法は以下の通りです。

  1. 1.マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 2.台付き水栓の場合はプラスドライバーで点検口を開ける
  3. 3.止水栓と給水ホースをつなぐナット(2箇所)をモンキーレンチで緩める
  4. 4.給水ホースを取り外す
  5. 5.水栓およびハンドルを固定しているナットをモンキーレンチ、もしくは六角レンチで外す
  6. 6.ハンドルにつながっているホースを外す
  7. 7.ハンドルと水栓を引き抜く
  8. 8.交換用の水栓を差し込みナットで固定する
  9. 9.交換用の水栓のホースをハンドルにつなげる
  10. 10.止水栓と給水ホースをナットで固定する
  11. 11.マイナスドライバーで止水栓を開けて水が出るか確認する

交換用の水栓のホースをハンドルにつなげたら、軽く引っ張って抜けないか確認してください。

コンビネーション水栓

自分で洗面所のコンビネーション水栓を交換する方法は以下の通りです。

  1. 1.マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. 2.台付き水栓の場合はプラスドライバーで点検口を開ける
  3. 3.止水栓と給水ホースをつなぐナットを緩める
  4. 4.給水ホースを取り外す
  5. 5.台下の固定をモンキーレンチ、もしくは六角レンチで取り外して水栓とハンドルを引き抜く
  6. 6.新しい水栓とハンドルを差し込みナットで固定する
  7. 7.給水ホースに新しい水栓の逆止弁を取り付け止水栓に固定する
  8. 8.給水ホースと逆止弁をクリップとキャップで固定する
  9. 9.シャワーホースをハンドル側のホースに接続する
  10. 10.マイナスドライバーで止水栓を開けて水が出るか確認する

止水栓に古い水栓専用の部品が取りつけられている場合は外しておきましょう。

洗面所の蛇口交換をする場合に必要な費用の目安

洗面所の蛇口交換をする場合に必要な費用の目安

洗面所の蛇口交換を自分で交換する場合は、部品代と工具代で済みますが、水道業者に依頼する場合は部品代以外に工事費用が必要です。

以下で、自分で洗面所の蛇口交換をする場合と、業者に依頼する場合の費用目安を紹介します。

自分で洗面所の蛇口交換をする場合

自分で洗面所の蛇口交換をする場合の費用目安は以下の通りです。

工具代2,000円~5,000円
蛇口本体5,000円~4万5,000円

ドライバーやモンキーレンチが家にある場合、工具代は0円です。

洗面所の蛇口交換を業者に依頼する場合

洗面所の蛇口交換を業者に依頼する場合の費用目安は以下の通りです。

蛇口のタイプ費用の目安
単水栓8,000円~1万円+部品代
ワンホール混合水栓1万2,000円~+部品代
ツーホール混合水栓1万2,000円~+部品代
ツーホールシングルレバー混合水栓1万2,000円~+部品代
コンビネーション水栓1万2,000円~+部品代

蛇口の機能が多く構造が複雑なほど、交換工事に必要な費用が増えるのが一般的です。

洗面所の蛇口交換を業者に依頼する場合、作業台と部品代以外に出張費や時間外料金などが必要となるケースもあるため、事前にホームページで確認しておくのがおすすめです。

洗面所の蛇口交換が難しい場合は業者に依頼するのがおすすめ

洗面所の蛇口交換が難しい場合は業者に依頼するのがおすすめ

蛇口の構造がシンプルな場合は自分でも交換できますが、水回りの工事には専門的な知識や技術が必要なケースもあります。

家に工具が無い方やDIYに自信が無い方は、はじめから専門の業者に依頼するのがおすすめです。

洗面所の蛇口交換を業者に依頼する場合は料金体系が明確で、アフターサポートがしっかりしている業者を選ぶのがポイントです。

業者を選ぶポイントを詳しく知りたい方は「水道の蛇口交換はどこに依頼する?業者別メリット・デメリットを紹介」の記事も参考にしてください。

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まとめ

まとめ

自分で洗面所の蛇口交換をする際には、水栓のタイプや取りつけ穴のサイズ、取りつけ穴心間を把握しておくことが重要です。

蛇口は大きく単水栓・ワンホール混合水栓・ツーホール混合水栓・ツーホールシングルレバー混合水栓コンビネーション水栓の5タイプに分けられます。

交換する前に取扱説明書や水栓のラベル・刻印を確認し、同じタイプの製品を用意しておくのがポイントです。

DIYに自信が無い方や構造が複雑な水栓を使用している方は、はじめから専門の業者に依頼するのがおすすめです。

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