「水がしみ出てる…どこかから水漏れしてる?」
「水がふき出して止まらない!どうしたらいいの?」
水漏れはどこの家庭でも起こりうるトラブルですが、初めてだと何からしたらいいかわからないですよね。
水漏れトラブルは二次被害を生むこともあるため、規模に関係なく気づいた時点で修理しておきましょう。
ただ、自分で修理するにしても、水道修理業者に修理を依頼するにしてもすぐには対処できないこともあります。
そこで大事になるのが、簡単にできる応急処置です。
今回は、水漏れが起きたときの応急処置方法をお伝えします。
誰にでもできる方法ですので、水漏れの被害を最小限に抑えるためにぜひ実践してください。
目次
冒頭でもお伝えしましたが、水漏れの際の応急処置は被害を拡大させないために非常に重要です。
できるだけ早く修理するのが望ましいですが、場合によってはすぐに対処できない場合もあるためです。
ここでは、以下の4つの場所で水漏れが起きたときの応急処置方法をそれぞれ紹介します。
水漏れが起きたときは、水漏れの場所を確認して適切な方法で応急処置をしましょう。
給水管から水漏れが起きているときは、まず水漏れしている設備の止水栓または水道の元栓を閉めましょう。
水を止めたら、水漏れ箇所に補修テープを5〜6周ほど巻くだけで応急処置は完了です。
給水管は水を供給する配管のため給水管から水漏れが起きた場合、止水栓や元栓が開いた状態だと蛇口をひねっていなくても水が漏れ続けます。
止水栓や元栓を閉めれば、水の供給が止まり新たな水が漏れ続けることはなくなります。
ただ、給水管に残った水が漏れ続けるため、補修テープでの処置をしておくとより安心です。
排水管から水漏れが起きたときの応急処置方法は、水漏れ箇所に補修テープを5〜6周程度、隙間ができないように巻くだけです。
また、修理が終わるまでは、新たに水を流さないようにすることも重要です。
排水管は使用したあとの水が流れる配管ですので、水を使わなければ水漏れは止まります。
排水管からの水漏れは、排水管自体に問題がある場合と排水管と別の配管がつながる接合部分に問題がある場合があります。
水漏れ箇所が排水管であっても接合部分であっても、補修テープで対応できます。
ただ、接合部分に問題がある場合、ナットがゆるんでいるだけの可能性もあるのでナットを締め直してみてください。
蛇口から水漏れが起きたときは、水が漏れている設備の止水栓か水道の元栓を閉めてください。
水の供給が止まれば、蛇口からの水漏れもおさまります。
蛇口の水漏れは、蛇口のパイプの先端からポタポタ落ちるものだけでなく、ハンドル部分や蛇口と壁の間などからじんわりとしみ出すような水漏れもあります。
少量の水漏れだとそれほど気にしない方もいらっしゃいますが、放置しても良くなることはありません。
むしろ悪化して、カビの原因となったり、修理代が高くなったりすることも考えられます。
少量であっても水漏れに気づいたら、早めの対処を心がけましょう。
天井からの水漏れを発見したら、まずは水が落ちてくる箇所にバケツを置いて、床に水が広がらないようにしましょう。
さらに、バケツの下にビニールシートや大きめのビニール袋を広げておくと、水が飛び跳ねても安心です。
すでに濡れてしまった床や家具などは、濡れない場所に移動してタオルや雑巾などでしっかりと拭いておきましょう。
水漏れは室内の湿度を上げるため、湿気で壁や床、天井にカビが発生しやすくなります。風通しが良くなるように、換気も忘れずにしてください。
補修テープは水漏れの応急処置に有効なテープですので、ぜひ活用してください。ただ、補修テープも種類があるので、どれを買っていいかわからないですよね。
扱いやすさや効果に違いがあるため、購入する前にそれぞれ特徴を理解しておきましょう。
補修テープには、大きくわけて3つの種類があります。
3種類の補修テープをそれぞれ紹介しますので、購入する際の参考にしてください。
自己融着テープは、合成ゴムでできているテープです。のりを使用していないため、通常の状態では粘着力がありません。
引き伸ばすことで表と裏が密着してテープとしての役割を果たします。手にくっつきにくく扱いやすいので作業に慣れていない方にもおすすめです。
自己融着テープは、密着度が高く、凹凸がある面でも対応ができます。また、伸縮性にも優れており、強めに引っ張っても切れないのが特徴です。
自己融着テープは、ホームセンターや通販サイトなどで販売されており、400〜2,000円程度で購入できます。
防水補修テープは、テープの片面にのりがついており、もう片面が防水仕様になっているタイプのテープです。
ガムテープのような強い粘着力があります。伸縮性があり柔軟性に優れているため、曲線面のある箇所の水漏れの応急処置に最適です。
自己融着テープ同様、ホームセンターや通販サイトなどで販売されています。価格は500~2,000円程度です。
水道用ラップテープはシリコンゴムでできており、キッチンで使うラップのような見た目をしているテープです。
接着剤が使われておらず、テープ同士がくっつく構造になっています。
水道用ラップテープは伸縮性があるため凸凹のある面がある場所にも有効で、はがした跡も残らないのが特徴です。
接着剤が使われていないので、手がベトベトしません。初心者にも扱いやすいでしょう。
600~2,000円ほどで、ホームセンターや通販サイトなどで購入できます。
補修テープはどれも2,000円以下で購入できるため、水漏れが起きる前に準備しておくことをおすすめします。
初めて補修テープを買うときは「どの程度の水漏れに対応できるか」「扱いやすさ」「テープの長さ」などをポイントとして選びましょう。
例えば、補修テープはあくまでも応急処置用ですので、勢いよくふき出す水漏れには向いていません。
耐久性などは商品ごとに異なるため、必ずチェックしてから購入しましょう。
テープの種類 | ポイント |
---|---|
自己融着テープ | ・給水管や排水管など巻きつけられるところにのみ有効 ・湾曲した部分には向かない |
防水補修テープ | ・巻きつけられない場所(天井からの雨漏り、洗面台のひび割れなど)にも有効 ・曲線面のある場所や細かい場所に向いている |
水道用ラップテープ | ・給水管や排水管など巻きつけられるところにのみ有効 ・軽い水漏れにおすすめ |
それぞれ特徴があり、扱いやすさは慣れもありますが、初心者向きなのは自己融着テープと水道用ラップテープです。
水漏れの応急処置としての効果を発揮させるためには、補修テープを適切に巻く必要があります。
作業自体はそれほど難しいものではありませんので、正しい巻き方を理解しておきましょう。
手順 | 注意点・ポイント |
---|---|
①水漏れ箇所とその周囲を雑巾などできれいに拭く | ・テープを貼る箇所に油分やほこり、ゴミなどがついていると密着しない |
②テープを必要な長さに切る | ・テープを引っ張りながら隙間なく巻く必要があるため、先に切っておく ・巻いてから最後に切ると、巻きがゆるむ可能性がある |
③水漏れ箇所にテープを巻く | ・水漏れ箇所だけでなく、その周囲にもテープを巻く ・のりがついているものであれば、空気が入り込まないように指で押さえつけながら巻く ・のりがついていないテープは、引っ張りながらくっつける ・巻き終えたらテープを張った箇所を指で押さえて、密着させる |
補修テープを巻いても隙間があると、その隙間から水が漏れてしまいます。
隙間なく、密着させることを意識しながら巻きましょう。
水漏れが起きたときには、原因の特定が必須です。
ただし、目に見えにくい場所で水漏れが起きるときもあります。
原因がわからないと、応急処置後の対処方法もわかりません。
自分で原因を特定できないときは、水道修理業者に連絡をして点検してもらってください。
ここでは、先ほどお伝えした対処方法同様、場所ごとに水漏れの原因を紹介します。
給水管からの水漏れは、排水管のサビや腐敗などによる経年劣化や接続部分のナットのゆるみが原因と考えられます。
現在多くの住宅で耐久性に優れた塩ビ管が給水管として使用されていますが、経年劣化によって本体が破損することがあります。
また、接続部分に使われているナットのゆるみや内側に使われているパッキンの劣化も水漏れの原因となるので注意しましょう。
古い住宅では、給水管として鉄管が使われていることがよくあります。
鉄管は経年劣化によりサビが生じるため腐食が避けられず、水漏れが起きてしまいます。
排水管からの水漏れは、排水管の劣化やつまり、接続不良が主な原因です。
排水管はも給水管と同じく、塩ビ管を使用している住宅が現在は多いですが、やはり経年劣化は避けられません。
また、排水管には日々、油汚れや石鹸カス、食べ物のカスなどの汚れが流され、蓄積されています。
蓄積された汚れによりつまりが発生すると水漏れの原因となるので、水漏れ防止のためにも定期的に掃除をするようにしてください。
接続不良はナットのゆるみによるもので、衝撃や地震などの揺れで生じます。
もし、ナットを締め直しても接続部分からの水漏れがおさまらない場合は、内側のパッキンが劣化している可能性が高いでしょう。
蛇口からの水漏れは、パッキンやケレップ、カートリッジなどの水漏れを防止するための部品の劣化が主な原因です。
これらの部品は使っているうちに徐々に劣化して、水漏れ防止の役割を果たせなくなります。
また、パッキンやケレップなどの隙間に入り込んだ細かいゴミも蛇口からの水漏れの原因の1つです。
ゴミが入り込むのはあまりないケースですが、パッキンの隙間に入り込んだゴミにより蛇口とパッキンの間に隙間ができてしまうと、水漏れがおきます。
さらに、蛇口と壁をつなぐ部分に使われているナットのゆるみも水漏れが起きる原因となります。
天井からの水漏れの原因は、以下の3つが考えられます。
天井からの水漏れを放置してしまうと、さまざまなリスクがあるので注意が必要です。
例えば、水漏れした水が柱にしみこみ腐敗すると、住宅の耐久性が落ちます。また、天井にある電気配線に水が入り込むことで漏電の恐れもあります。
早めに対処すれば被害の拡大が抑えられるので、気づいたら放置せずに修理をしましょう。
天井に水道管が通っている場合もあるため、その水道管が破損すると天井から水が漏れます。
天井を通る水道管の破損の原因は、経年劣化や凍結、地震などによるものです。
天井の水道管は普段目に見えない場所にあるので、定期的にメンテナンスをしましょう。
天井の水道管の破損が水漏れの原因であるときは、早めに水道修理業者に修理を依頼してください。
修理しない限り水が漏れ続けて、腐敗やカビなどの二次被害が避けられなくなります。
天井からの水漏れで最も多い原因は、雨漏りです。
屋根材や外壁の劣化や破損によって雨水が侵入すると天井から水が漏れます。
特に築年数の古い住宅や台風などで大きな影響を受けた住宅は、雨漏りが天井からの水漏れの原因となっている可能性が高いでしょう。
屋根や外壁の劣化は、なかなか気づきにくいものです。雨が降ったときに天井から水漏れが起きたときは、屋根や外壁の点検が必要です。
アパートやマンションなど2階以上の建物であれば、上階の水道設備のトラブルが天井からの水漏れの原因である場合もあります。
配管の破損やつまりなどが水漏れを引き起こして、階下にも広がるケースがあるからです。
自分が住んでいる部屋の水道設備のトラブルの場合は、下の階の部屋が水漏れ被害に合っている可能性もあるので注意しなければなりません。
戸建て住宅の場合でも、2階にトイレやお風呂などの水道設備があれば同じことが起こります。
水漏れの応急処置ができたら、水道修理業者に連絡をしましょう。
あくまでも応急処置なので、そのままでは安心して水道を使用できません。
水漏れがナットを締め直す、パッキンを交換するなどの簡単な作業で解決する場合は、自分でも修理はできます。
自分で修理をするのが難しい場合や水漏れの原因がわからない場合は、水道修理業者に原因の特定から修理までをお任せした方が早く、確実に直してもらえます。
賃貸物件にお住まいの方は管理会社や大家さんに連絡して、その後の対応について相談しましょう。
業者を紹介してくれたり、手配したりしてくれるので、のちのちトラブルにならないためにも管理会社や大家さんの指示に従ってください。
水漏れの修理を水道修理業者に依頼したときの料金が気になる方も多いでしょう。
水道修理業者の料金は業者ごとに決められており、さらに料金体系もそれぞれ異なるためはっきりとお伝えすることはできません。
しかし、作業にかかる料金には相場がありますので、ここでは場所別の作業にかかる料金の相場を紹介します。
水漏れの場所 | 料金の相場 |
---|---|
給水管(パッキン交換などの軽作業の場合) | 8,000円~ |
給水管(給水管の交換) | 1.5万円~ |
排水管(パッキン交換などの軽作業の場合) | 8,000円~ |
排水管(排水管の交換) | 1.5万円~ |
蛇口(パッキン交換などの軽作業の場合) | 8,000円~ |
蛇口(蛇口本体の交換) | 1.5万円~ |
天井(クロスの張替えなど) | 3万円~ |
天井(屋根のコーキングなど) | 5万円~ |
水漏れ被害の状況や修理が必要な箇所の大きさ、必要な部品、使う道具などで料金は変わります。
水道修理業者から必ず見積書をもらい、納得してから契約に進んでください。
また、作業以外にかかる料金のチェックも忘れないようにしましょう。
水漏れトラブルでも、火災保険の補償対象になるケースもあります。
水漏れで火災保険の対象となるのは「水濡れ補償」で、水漏れ被害で家財や建物が使用できなくなったときに適用されます。
修理にかかる費用や経年劣化による水漏れで被害にあった際は、補償の対象外です。
また、自宅で起きる水漏れは、給排水設備のトラブルによる水濡れに限られているので注意しましょう。
なお、自宅以外(集合住宅で上階の部屋など)で起きた水漏れによって被害を受けたときは、原因が給排水設備でなくても補償されます。
火災保険の水濡れ補償は、条件がいくつかあるため自分が入っている保険について保険会社に確認しておくといいでしょう。
水漏れの応急処置方法を場所別にお伝えしました。
水漏れが起きると二次被害につながる可能性があるため、修理前の応急処置は非常に重要です。
ただし、応急処置で水漏れがおさまっても、あくまでも応急処置ですので安心安全に水を使用できません。
応急処置ができたら、できるだけ早く水道修理業者に連絡して修理をしてもらいましょう。
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